2008年 09月 27日 ( 2 )

突然エクササイズ

部屋の掃除をしていたら、母から電話がかかってきた。
「ちょっとウチに遊びにこーへん?」
どうやら、新しい電化製品を購入したらしい。
そしてそれは、ゆくゆくはわたしにあげてもいいなと思っているものらしい。
「何?」って聞いてもちっとも教えてくれないので、用事を済ませて実家に帰ってみた。

実家に帰ったわたしを待ち受けていたのは、某乗馬フィットネス機器であった。
でかっ!

「なんじゃこれ。」と呆れるわたしに「えーやろ?」と得意げな両親。
正直、こういうのってどうも信用できないというか、効果があるのかよくわからんし、どうせ飽きっぽいんだから一週間くらいでやめちゃうんじゃないの?

膝を痛めている母が気軽に運動できるようにということで、購入したらしい。
まず、いかにして安値で購入したか、値下げ交渉や購入店選定のいきさつを聞かされる。

まあ、乗ってみろと言われて乗ってみた。
「ちゃう、あぶみには指の付け根をつけるんや!」
と早速指導。あぶみって・・・ホンマに馬きどりやね。
「最初は、そのたづなを持ってみろ」
手綱って・・・・あぶみって・・・・
「何が手綱やねん!こんなもん『ペダル』と『取手』でええやないか!」
開始1分で切れ始めるわたし。
でも、機械が動きだしてエクササイズブログラムのDVDが流れ出すとなんかノリノリになってきた。
15分のプログラムなんだけど先生の「笑顔でできてますか?」とか「次は三拍子で」なんて言葉に「はいっ!」とか「いえー」とか返事しながらやってると、ついついテンションがあがってきてしまう。単細胞だ。
でも、音楽が流れて、音楽に合わせて踊って(運動して)いると自然とテンションあがるのが人情ではなかろうか。

結局実家滞在中に5回ぐらい乗ってしまった。
しかも最後の方は「男のハードコアプログラム」を先生と同じスピード二段階upでのりのりで取り組んでしまいました。

使っていると、無機質な馬(っていうよりただのイス)がだんだんかわいくなってきた。
「名前つけたらどうかなあ?」と提案すると
「コータローにしよう」と父。
「ふるっ!」
「やっぱりハイセイコーじゃない?」と母。
「それもふるっ!」
「オグリキャップとかさあ、トウカイテイオーとかさあ、ディープインパクトとか・・・」
「サクラなんとかっていう馬がけっこういるやん。サクラにしよう」
でもさあ、馬にサクラってなんか縁起悪くない?今にも刺身になりそうでさ。

ちっとも筋肉痛にならないなーと思って帰ってきたものの、帰り道に自転車にまたがるときにぐっと脚をあげたら気づいた。脚の内側の筋肉、けっこう痛い!
脚の内側の筋肉って、どうも鍛えるのが難しいんですよね。スカートをはいていてもついつい膝が開いてしまうだらしない姿勢になりがちなわたしにはちょうど良いかも。
実家に帰った時は使わせてもらおうと思います。
でも、うちには要らんな。だって、我が家は狭いんですもの。
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by kae_hon | 2008-09-27 21:32 | 日記

写真が好きじゃないのは

わたしは写真が嫌いです。
この場合、風景写真とかではありません。
「自分が写っている写真」が嫌い。

まあ、そもそも自分の顔が好きではないと言うのがある。

写真が嫌だなとはっきりきっぱり意識したのは、高校の卒業アルバムで。
それまでは、特別好きじゃないという程度だった。

クラスの集合写真で、名簿の順番が最初の方だから前列に座って、でも座高が高いから後ろの人に気を使ってちょっとかがんでしまってました。カメラの向こうに太陽があって、カメラのレンズを見ると太陽を見つめる感じになりました。まぶしいのもあって目を細めていて、下から上に「ガンつける」感じの(ガンつけるって方言?睨みつけるって意味なんですが)写真になってました。
友人に電話で
「○○(わたしのあだ名)、なんであんな顔して写ってるの!?
 あれじゃ、アルバム見せて俺の友達って言えへんやんか!」
と言われてしまい、それから一切卒業アルバムを開けることができません。
でも高校の同学年生、500人近くがきっと持ってる・・・・。
(あ、友人の名誉のためにいうと「○○は普段はかわいいのに」というフォロー付きでの発言です)

大学に入ってからは、極力カメラから逃げてた。
でも団体行動をしたらやっぱり写真の被写体になることってあるもので。

先輩の卒業式に、出席した時のこと。
午前と午後の両方の式に出席するので、昼休みにはみんなで休憩してたところ、誰かが写真を撮っていました。
後日、部室で回覧された写真には、頭に手をやりながら振り向いている途中のわたしの写真があって、それはまるで踊っているような体勢になっていた。しかも、カメラを意識してないし、全く別方向を向いているが故に半眼になっていて、どうしょうもない嫌な目つきの相当ブサイクな写真になっていた。隣に写っていた友達も、多分話している途中で撮られたから中途半端に口を開けた写真だった。

例えば、下に向けていた視線を上に上げる。
それだけのことでも、途中の一瞬をカメラでとらえて写真にすると、嫌な目つきに写るって知ってる。
知ってるんだけど。

そのブサイク写真を次に見かけたのは、友人の家だった。友人が、口を開けて写っちゃった友達と一緒に下宿している家。
ご丁寧にフォトスタンドに入れてあった。
なんで、と思ったら
「この写真、○○○ちゃん(わたしのこと)がくる前に学科の男子(彼女の学科はわたしの学科と関係があって、たまに授業で一緒になるので顔だけは知っている人もいると思います。女子が少ない学部だから。)がうちにきて、みんな見て喜んでた」
今、なんて言った?
友人は笑って
「ちがうねんちがうねん、この写真見たらなんか元気になるから置いていただけで、別に見せようと思って見せた訳じゃないねん」
その日は、「嫌だな」という気持ちを表明するくらいで、はっきり抗議しなかったけど、でも今までとても強いトラウマになってる。
この人は、本人が嫌がっている写真を持ち帰って、麗々しく飾り立てた上、わたし本人も知らない他人と一緒に笑っていたのか??
・・・って内容の抗議はしなかった。
友人関係を壊してでもそうやって怒った方が良かったのかな?
帰り際まで不機嫌だったと思うけれど。
キャプテンは、自分の感情で仲間の和を乱しちゃいけないような気がしてた。

この事件以来、完全に写真が嫌いになりました。
でも多人数で会ったり旅行に行ったりすると、やっぱり集合写真を撮りたいのは人情だし、それを嫌がるとみんなに申し訳ないから、少しは写るようにしてるけど。

いまだに、自分の写真を手にした人がどこかで笑ってるような気がする。

何か事件があると、関係者の写真が新聞やネットに載ったりTVで流されたりする。
加害者の場合、その写真が特に人相の悪いものが選ばれているような気がする。
動画で撮っていて、その途中の(それこそ半眼になったような目つきの)一こまを取り出したものとか。
そうしたいのが人情だと思うし、センセーショナルな記事になるだろうし、そうしたい意図はわかるんだけど。
でも視線の上げ下げの一こまをとらえたような目つきの写真で、犯罪の動機までうんぬんされるのはちょっと気の毒だなと思う。
次の犯罪を防止するには、もっと別のアプローチから動機を探った方がいいのではないかな・・・って思ってる。
「自分ならこんなことしない!」ってただ責め立てる訳でもなくて。
自分に、自分の周囲に同じような事件の芽が見えちゃったときに、そのとき自分はどうするか。その芽に気づけるのか?どういうふうに対処するのか?
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by kae_hon | 2008-09-27 01:01 | きもち