「最近ホクロが増えたなー」と思って鏡を覗き込んでいたところ、発見した変な形のホクロ。
普通に丸い形じゃなくて、なんか粘性の高い液体をべちゃっとぶちまけたような形のホクロ。色も焦げ茶というよりは黒に近い。
なんか気になるなーと思っていたが、病院には行ってませんでした。
最近、ある皮膚科さんの評判の良さを聞いたので、行ってきました。
どうせ初診料は取られるんだし、気になることは聞いてやれと思い
・変な形のホクロ
・足にできたちょっと膨らんでるできもの(肌色で痛くも痒くもない)
・脇腹にある肌の中にある固まりみたいなもの
の三点を質問してみることにしました。
本当に気になるのはシミとか普通のホクロの多量さなんだけど・・・まあ、それはおいおい。
問診票の端っこに上記三点を箇条書きにして提出。
ほどなくして呼ばれた診察室は、なんか好感が持てる感じでした。どこがと聞かれると困るけど。お薬の見本が先生のデスクの上にあったりしてきちんと説明してくれそうな感じがした・・・のかな?
ホクロが一番ヤバいと思われたのかまず最初にホクロのことを聞かれました。
「これです」と指を指すと
「ああー」とつぶやいた先生はルーペを取り出してまじまじと観察。
なんかこっちが不安になるようなくらい、長い時間見ている。
できた時期、気づいてからの形や色の変化について聞かれました。
なんか不安になったので、他のホクロを指差して
「このホクロも同じ時期に気づきました。少し膨らんでいるので気になってるんですが」
と言ってみたところ、ちょっとルーペで観察して
「普通のホクロです。大丈夫ですよ。」とのこと。
じゃあ、やっぱり変な形のホクロはやばいのか??
結局、特に問題があるように思えないが、形が変わったりするようならば処置を考えた方がいいということで経過観察になりました。あの観察にかけた長い時間、どういう内容が先生の頭の中を巡っていたのか知りたいところです。
まあ、結論は「今のところ問題がなさそう」だからそれでいいんだけど。
一眼レフのデジカメが出てきて記録を取られました。そうだよな、比べる対象がなかったらわからんよなー。
そして他のも見てもらったのですが、お腹の固まりは
「気にしなくていいけど大きくなるようならば処置をした方がいい」
とのこと。そして足にできた膨らみは
「繊維質の固まりです。気にしなくてもいいけど、大きくなったらとるのが大変だからとってしまった方がいい」とのこと。じゃ、お願いします・・・とすぐに処置してもらいました。
液体窒素で処置をする・・・とのことなので興味津々で見ていると、普通のミルクの缶のようなものに液体窒素が入って出てきた!
ええー、デュワーとか使わなくていいの??もったいなくない??
液体窒素をどうするのかなー?と思ってみてたら、液体窒素の中に鉗子を突っ込んで冷やした後、その鉗子でふくらみをつかまれました。
ええー?それだけー??(それなら自分でもできるよ!と一瞬思ってしまった。いや、悪性のものではないという判断も含めてお医者さんの処置をしていただかないとダメなんだけど。)
痛くない。痛くないけど変な感じ。
膨らみは形を変えて平べったくしぼんでしまいました。
「そのうちかさぶたになってはがれます」
とのことですが、今現在はしぼんでいたふくらみがまた形を変えて、水ぶくれみたいになってます。
この水ぶくれ、今後どうなるのか楽しみです。
ちょっと楽しかった皮膚科体験でした。