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2日目 決断

かかりつけの動物病院が始まる時間にあわせて両親がハニを病院に連れて行く。(10:00)
昨日よりも症状が急速に進んだことに先生も驚く。
昨日先生に診ていただいた時はよろよろと歩行をしていたが、今日は全く脚が動かない。
内科的治療を勧めていた先生だったが、今日は手術をした方がいいと言われたらしい。
かかりつけの先生のところではヘルニアの手術ができないらしい。二件ほど病院名を教えてもらう。

病院に行っている間、留守番をする。ケージの部屋を含め、目についたところを掃除する。ハニに少しでも気持ちよく過ごしてほしい。両親の負担を減らしたい。

先生は、後脚に触れた時の反応がないと言っていたらしい。
自分で確かめる。
そっと撫でる。反応しない(わたしに撫でられるのは当たり前のことなので)。同じ場所を撫でていた手でちょっとつまむ。
ぴくりと肩を動かして振り返った。
大丈夫。まだ神経は死んでいない。(11:00)

動けなくて、もの言わぬままじっと見つめてくる。
何かを訴えたいに違いない。
頬に手を伸ばすと、目を閉じてわたしの手に頬を預けた。

食欲、排尿、排便はあり。
排尿時、動けないハニは鳴いて知らせる様子があった。
トイレに連れて行ってほしかったらしい。動かすわけにはいかないのでケージの中のペットシーツで済ませてもらう。(18:00)

早いうちに手術をした方がいいのではないかという自分の考えを父に伝える。
明日の診察までに決断すること、ネットを使ってお互い情報収集をすることを約束する。
次の日は仕事なので帰宅する。

帰宅後、ヘルニアの情報を集めた。
そして先生がおっしゃっていた病院の情報も調べた。
実家から車で30分ほどの病院にはMRIがあることを知る。
脊髄の「深部痛覚」が失われれば、数日で脊髄が壊死してしまい、たとえ外科手術をしても、回復不可能になりかねないということを知る。

どちらがいいのかわからない。
手術で命を落とすことだってあると思う。
でも決断するなら今だと言うのは確か。
ハニ自身の意見を聞くことはできない。

ハニにはたくさん楽しいことを感じてほしい。
やっぱり、手術をしよう。
父とわたしの意見が一致して、明日は正式に病院を紹介してもらうことに決める。

by kae_hon | 2008-11-03 20:09 | ヘルニア

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